『何でなのよー。 名案だと思わない?』 だって、ターゲットが可哀想じゃん。 『でも、天使より偉いと思うわ。 天使は何も提案しないもの。』 偉そうに胸をはる悪魔さん。 スタイルがよくて羨ましいわ…… 『私も、思いつきましたよ?』 そういい、ニッコリと笑いかけてきたのは天使さん。 おー! 教えて教えて! 『えーっとね… 単語帳読んでて、赤シートを落とすっていうのはどうかしら?』 ――と言うわけで、天使さんの提案をシチュエーションしてみることにした。