「お前、本当にしょうがない奴だよな。 …早く着くように掃除手伝ってやるよ。」 そういい、箒を手に取った賢斗。 …くっ、優しい奴だ。 「ありがとう!」 そういい、私と賢斗さ2人で掃除を始める。 …にしても麻莉はいつの間に帰ったのだろうか。 掃除を手伝ってもらおうと思ったのに。 残念。 *********** 「終わった~♪」 10分後、机を整え本日の日直の仕事は無事に終了した。 「早く終わってよかったな。 早く帰れよ。」 そういい、帰ろうとする賢斗に、私は「wait!」と呼び止める。