頬を赤く染めているのが街灯の、ほのかな明かりでもわかる。 恐らく、私はもっと赤くてリンゴと比にならないと思う。 「わ、私でいいなら…。 よろしくお願い致します。」 思いっきり頭を下げて言った私。 かわいげ皆無。 やばい、こんなやつを彼女にしたいと思わないよね… 「駿くん、今みた通り…私変人だし、女子力ないし、可愛くないし、可愛げもないですよ? 本当に私で…いいんですか?」 …まぁこれで無理とか言われても無視するけどね。 聞こえなかったよー、明日からよろしくーって、ね。