「なら、最終確認ね」


ーー


《春夏side》
「あ、春夏おっはよー!」


「おはよう、芽衣」


いつも通り玄関であいさつをしていると、芽衣が青ざめたように靴箱を見た。


「芽衣?」


心配になって靴箱を覗くと。


『ブス、死ね、男好き、四季獣に近づくな』


と、所狭しに書かれていた。