《春夏side》
はぁはぁ…


ここまで来れば大丈夫かな…


わたしは学校を出てすぐの公園まで来た。


…って、何でわたし逃げてんだろ……


あ、春紀が依に笑顔見せたからか…


………わたし、独占欲強いのかな。


依は友達なのに…


「はぁ……」


そうため息を着いたとき、後ろから抱き締められた。