《春夏side》
「と、言う事です…」


…へぇ、そういう事…


「じゃあ、わたしが芽衣と古賀君をくっつけたのね」


「は?」


え、何で は?


「だって、わたしは気を遣わせてあの日断ったのよ。だから、わたしのおかげ」


「え、もしかして、私達をくっつけさせるために?」


……今頃気付いたの?