「じゃあ、夏休みね!春夏チャンも泊まりたいでしょ?」


海沢さんが急にわたしに振って来た。


「え。あぁ、まぁ」


「……春夏がそう言うなら…」


な、何でわたしが言うならいいんだろう…


「やった〜!お泊まりだー!」


「いぇーい!」


海沢さんと紅葉さん、そんなに嬉しいのかな。


「…じゃあ今日は早く帰るぞ」