《春夏side》
「あれー?もう外暗いね〜」


海沢さんが言ったのでわたしも外を見てみると…


「…ほんとだ、暗い」


真っ暗だった。


「あ、春夏。さっき俺、春夏に触ったよな?あれ、大丈夫だったのか?」


え…


「あ、何か、桜坂さんなら大丈夫みたいです」


『(“なら”って…俺(僕)らの事否定してるみたい…)』