あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~



「うん。悠樹の背中が見えたから今来たのかなーって思って。良かった。良いタイミングだったー。」


ドアを開けて数メートル先に立香の姿があった。

少し走ったのか肩が上下に動いてる。


『グッドタイミングだ!!』


立香の姿をみた瞬間なんとなく安心した。

それと同時に胸がはずんだ。

さっきまでの声のトーンが嘘みたいだ。

自分でいうのもおかしいか・・。

でも、俺には立香が必要みたいだ。

って改めて分かった。


「そうだ!!はい、これ。」


立香は鞄から取り出した紙袋を俺に差し出す。


『なんだ、これ?』

「へへー。あとで開けてね。」


笑顔で言う立香。

めっちゃ気になるけど・・。

そんな笑顔で言われたら我慢しようって思う。

ははっ。

でもま、楽しみ増えたか。

ありがと、立香。