同じ家に帰るのに。 産んで数日の我が子をいとも簡単に手放せるなんて。 ありえないよ。 「ばあちゃん!」 亮我の声をかけた先をみると小さい小さい赤ちゃんを抱いたおばあさんがいた。 「亮ちゃん、元気だった?連絡頻繁にいれてくれないから随分心配したのよー。」 すごく優しそうなおばあさんだ。 「あなたが立香ちゃん?いつもありがとうね。」 笑顔もすごく素敵だ。