8月の太陽の下で亮我も悠樹もあたしもソワソワしまくり。

何故か病院にいるあたしたち。

浮きまくりだよ。

でもそんなこともお構いなしに悠樹も亮我もおろおろしている。


「俺、赤ん坊の抱き方とかわかんねえよ!」


悠樹が頭をかきむしる。

「ほら。」


亮我が育児の本を差し出す。

あたしはそれをみて笑う。