「黙ってりゃ、お前申し分なく可愛いのにな。
ほんとその性格どうにかしろよ。
一生彼氏できねーぞ?」
か、彼氏がいないからって何よ。
玲みたいにホイホイ彼女を変えるよりましよ。まし。
何も言い返えせず睨んでいると横に座っているたくまくんが口を挟んできた。
「だよなぁ、玲士郎。
俺も樹里ちゃんに女子力ってもんがそれなりにあったら俺の彼女候補だったのによ。
ほんと人は見掛けによらないよな」
たくまくん、それにっこりスマイルで当の本人に言うことじゃないから。
これじゃ褒められてるのかけなされてるのか分からない。
陰口を表で言う人がどこに居るの。
こんなの表口よ!
