それから1週間、いまだにわたしは彼を見つけられないでいた。
「もー、夏菜…絵ヘタすぎる!!」
「がーん!」
いまだに彼の特徴を1個もみつけられないわたしに、
藍はその人の絵を書け!と言ってきた。
もちろん後ろ姿の絵。
だけどわたしに絵の才能はないらしく、藍はその絵を見て、必死に考えている。
「この絵さあ…どう見てもゴキブリにしか見えない。」
「ゴキブリ!?さすがにゴキブリはないよ!!てゆーかそれピーいれなきゃだめだよ!」
「じゃあ…ピーにしか見えない。」
結局わたしの絵はゴキブリらしい。
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