片想いのカタチ *短編集*



「絶対に離さない。俺、紗彩がいないとやってけない」



私の耳元らへんで、優しく囁いた。



「……私も。絶対離れたくない、離れないからね?」



そう言えば、離れないと思った。




もし、流れ星が流れていれば……流れ星に願い事を言っていたのなら。


流れ星に願ったことは、叶うものなのですか?