片想いのカタチ *短編集*



「えー、いいじゃない。少しの間でいいの!」



とても困っている様で、すごい必死に頼まれた。



「無理です。そんなことできません」



私は、人からドジってよく言われるし、しっかりしてない。


だから、きっぱりと断った。



「お願い、マネージャーって言ってもあんまやることないよ?」



いやいや、マネージャーって大変でしょ!芸能人よりも大変なイメージなんだけど。



「やれよ!俺がどんだけすごいか見せてやる」



翔太くんが、そう強気な発言をした。



「あ、でもお前には無理だよなー」



翔太くんは、付け加えるように呟いた。