「ま、迷う。うぅ、どーしよう」 両方の手を見比べた。 でも、形は変わらないからわからない。 「うーん、右!」 「なら、あたし左で」 私たちの話を聞いていた英里ちゃんは、私と反対の左を選んだ。 「……へっ?」 英里ちゃんが選んだことに健人は、びっくりしている。 「で、どっちに入ってるの?」 そう言って、英里ちゃんは勝ち誇ったような笑みを浮かべた。