夏休みに入り、すぐに弓道の大会があった。

結果は、個人男女優勝!

団体では、男子優勝、女子2位という結果だった。


「瑠菜先輩、遥汰先輩!個人優勝おめでとうございます!」

「ありがとー」

団体で県大会いけるし、めっちゃ嬉しい。

「まぁ、余裕だし?」

決勝の時は死にそうな顔してたくせに 笑

「来週は合宿だから、頑張ろーね」

「「はーい」」

そう、来週は弓道部の合宿。

再来週は、天文部で海の方に合宿に行く。

あっという間に、時間が過ぎてしまった。

弓道部の合宿が終わり、

気が付けば、天文部の合宿の前々日。

-♪~♪~♪♪~♪-

携帯が鳴る。

メールを開くと、同じ天文部の安部美香(あべ みか)だった。

『おはよ\(・・)/
 明日、一緒に水着とか買いにいこ!』

そういえば、忙しすぎて何にも準備してない・・・

『りょーかい(・ε・)
 何も準備してない 笑』

『そんなことだろうと思ったよ 笑
 じゃあ、明日ね』

美香は、アタシの中学時代からの友達だ。

実は、アタシの双子の兄、愁斗(しゅうと)と付き合ってる。

野球部で桐悟の友達。

初めて桐悟に会ったのも愁斗が家に連れてきたからだった。

出会いは散々なものだった。