華の欠片



屯所を出て、直ぐの大通りに沖田の言う

甘味屋はあった。


想像していたより混雑しており、内装も

洒落た作りになっている。


「お菊さーーん!

いつもの団子20本に、大福を10個下さー

い‼︎」


あまりの多さに耳を疑いたくなった。

多すぎないか?


誰がそんなに沢山食べるんだよ。


私は食べないと言ったよな?


色んな疑問が脳裏を掠める中、沖田は平

然とし、一番奥の空いている席に座った