しばらくしてのことだった。 「し、失礼します。2年の里田だけど・・・。」 「あ、里田さんね?入って・・・。」 「あ、この子たちは、新入部員よ・・。気にしないで。」 「あ、はい・・・。」 「で、相談ってのは・・・・?」 里田が重い口を開いた。 「自殺したいんです。」