「な、なんだと?!」




「ふふ、理事長。あなた・・・、女には、人一倍気をつけたほうがいいですよ?」





「・・・まさか、昨日の!!!」




その瞬間、警察がきた。



「わかってますよね、理事長さん。」




あっけなく連れていかれた理事長を見て、飛鳥は部屋を出た。





そして、未来のお墓へ行った。




そして、一言つぶやいた。





「終わったよ?全部全部。」




一言つぶやいて、そよ風が吹いた。


飛鳥には聞こえた。



風にまぎれて、未来の


「ありがとう」という言葉を。