朝、いつも通りに登校して上履きに履き替える。 …学園祭が終わってから、今日で四日目。 ということは… なんてボンヤリ考えていた時 「キャァアーッ!!」 女子の黄色い悲鳴に思わずビクッと肩が跳ねあがった。 …毎朝の光景なのに、何度見ても慣れない。 そこには四日ぶりに 女子の合間を気怠そうに歩いてくる 新藤慧がいた。