机と椅子が並べられた教室はもうすっかりいつもの景色。 ただ隅に置かれた画用紙やら衣装やらが入ったダンボールと、黒板に書かれた「学祭お疲れー!!おめでとう☆三位」という文字だけが今日学園祭だったことを知らせてくれる。 …ていうか三位だったのか…知らなかった。閉会式に出たのかどうかすら曖昧だ。 ……どんだけボーッとしてたのあたし。 はぁー、という深いため息と共に机に突っ伏。 でも無理もない、と思う。 …だってだって 「…岡?」 「…あ、関口」 顔をあげると、息を切らした関口が立っていた。