爽やかな笑顔でそう呼びかける関口は、なんだかキラキラ輝いていて。 そんな関口の言葉に、「お化け屋敷…確かに楽しそうかも」という声がクラスの至る所からあがってきた。 「…じゃ、みなさんお化け屋敷でいいですか?」 委員長の言葉に、賛同するように湧き上がる拍手。 「じゃぁ、3年D組のクラス企画は、お化け屋敷に決定で」 副委員長が、黒板に綺麗な字で“お化け屋敷”と書いた。