「私も姉についてはあまりよく知らないの。それにあなたはどこで私の姉のことを知ったの?」

私はいままであったことを話すと、おばあさんは泣きながらうれしそうに笑っていた。そして、私達に話始めた。

「私の姉は、行方がわからないの。でもね。姉は必ず悩みとかを相談するときは“沢口千代子”さんのところに行くの。私が聞いたときは知らないって言っていたけどその手紙を見せれば何か教えてくれるかもしれないわね。」

私達はおばあさんから住所を教えてもらって明日行くことにした・・・。