黙っていると『早く開けなさい!』やらガミガミ言われたので、仕方なく階段をゆっくりと降りる。 途中転びそうになるも何とか立ち直して、ようやく玄関まで辿り着く。 玄関の鍵を開け、ドアノブに手をかける。 いつもは普通に開けてたドアも、ダルくて力が入らないせいで、今日はとても重い扉のよう。 最後の力を振り絞って、玄関のドアを開ける。 反対側からドアを勢いよく引っ張られたせいか、身体がよろめいた。 あ、倒れる… そしてあたしはお母さんの胸元に飛び込む形で、倒れ込んだ。