パツ子と甘えん坊くん。




しばらく目を閉じていると、ドライヤーのスイッチが切れる音がした。



「小夏、もう終わったよ」



真琴はあたしの前髪を梳いている。
あたしはゆっくりと目を開けて、前髪を見た。



み、見事にうねってる…



あたしの前髪を見た真琴はクスクス笑ってる。



「わ、笑うな!見るな!バカ!」



あたしは慌てて前髪を右手で隠す。
何回もお泊まりしてるから、真琴には何回もこの前髪を見せてるけどやっぱ恥ずかしい。



すると真琴はあたしの右手を見て微笑んだ。



ん?なにかある?