「…開けていい?」
しばらくプレゼントを見つめていた真琴は首を傾げて聞いてきた。
あたしは何も言わずにコクリと頷いた。
菜緒とプレゼント買いに行くと、真琴にバレかねないからセンス0のお母さんと行った。
お母さんの言葉は聞かないように自分で選んでいたら、お母さんが「ちょっとちょっと!」なんて言ってあたしを引っ張って、「これいいじゃない!」といったものが予想以上にいいのだったからそれにした。
お母さんにしては中々いいのを選んだと思う。
お母さんにしては。
真琴は箱を開けて、中身に少し驚いていた。
「…これ、ペンダント?」
あたしは照れて言葉が出ないから、ただ頷いた。
お母さんが選んだのは、鎖に金属製の銀の羽が付いたペンダント。
真琴は手で持って太陽に翳して見ている。
これを選んだ訳は…
「…真琴、バスケいつも跳んでシュート入れてるから…は、羽でも生えてるみたいだなーって思って、それにした」



