「誰かは知らん!とにかく私はもう先生のことは好きじゃないのだー!!」

 私は半ギレで廊下に飛び出た。

 「千夏!」

「あーあ、怒っちゃった。」

「怒ったの始めてみた」

「何かアニメ風な言葉使ったし。」

「千夏オモロいわー」

「いや、反省しないのかよ」






  「もー何だよ!皆して!私が振られたのそんなに嬉しいのか!佐々木先生の彼女が知りたかったら自分で聞けよ!もう!」

 私は裏庭でりんごジュースを飲みながらブツブツつぶやいていた。