《完》Second 愛し方を知らないだけ。




…ってことは来季に言わないけど。


あたしは来季の待つ、あたしのベットに足を運んだ。



布団に入った途端、ぎゅぅぅっと抱き締めてきた。

「…めあ、明日どっか行く?」


抱き締めたまま聞いてきた来季。


明日はなんも予定無かったっけ。