《完》Second 愛し方を知らないだけ。





でも、俺が間違えるわけがない。



「愛!!」


すると彼女は、驚いたように俺を見た。



「しょ、しょうちゃん?」

彼女は俺をしょうちゃんと呼んでいた。


相変わらず綺麗な透き通った声。


…ん?

でも、なんか聞いたことあるような…?