「す、須藤さん…!

こんにちは」

上品な見た目とは裏腹に、おどおどとした話し方に笑みが零れた俺。


「名前は?」

俺が問うと、その女は笑顔で答えた。


「綾川凛、21歳です」

あ、俺より1つ上なんだ。