《完》Second 愛し方を知らないだけ。




「もう辛くてね?

…でも、めあたちを産んだら、そんな事もすっとんじゃって。」

あたしは途中、うんうんと相槌をしながら話を聞く。


「…お父さんもずっと近くで支えてくれたのよ。

それは来季君。あなたの仕事よ」