《完》Second 愛し方を知らないだけ。





待って…!

来季は何て想うの?



産んで欲しいと想うの?

…下ろして欲しいと想うの?



それとも…


そんなあたしの不安は、来季の次の一言で吹き飛んだ。


「ありがとう、めあ…!

お前のお腹ん中に命が宿ってるんだぞ」