あたしの隣には安心する甘い匂いと温もり。 そんな愛しい人の頬を撫でる。 「来季…起きて」 睫毛長いな…なんて思っていると、来季が瞼をゆっくりと開けた。 「めあ…はよ」 「ん」 すると来季は、ゆっくりと上半身を起こした。 あたしも上半身を起こす。