《完》Second 愛し方を知らないだけ。




すっかり上機嫌な来季はすぐに目を閉じて眠りについた。


…そう、来季はあたしを毎日抱くわけではない。

来季はあたしを大切にしてくれてる。


これは来季が言った事ではないけど、女のカンで…いや、来季の彼女だから分かる。


…おやすみ、来季。

そしてあたしも眠りについた。