そして手を握ったまま璃子を見て


「…本当は俺から言いたかったんだけど…

……ずっと好きだった。
俺と付き合ってください。」


としっかりとこっちを見据えながら言った



すっかり暗くなり街灯の逆光になっている三浦南朋を見上げると耳が赤くなっているのがわかり、璃子はどうしようもなくキュンとした


そして

「……はい。
でも……色々順番おかしいけど……」

と照れ隠しでブスッとしながら言い、

“確かにな”と笑うずっと触れてみたかった三浦南朋のふわふわ頭を背伸びして触る