柵から身を乗りだしながら


「……っ三浦南朋ーっ!!
しっかりやれーっ!!!!」

っと自分でも信じれないような大きな声で叫ぶ

そこで資料運びの途中に見た、
あの三浦南朋の悔しそうな顔を思い出す


「自分を信じれば大丈夫!!
絶対大丈夫だから!!!」

と再び大声で叫んでいると


いつの間にか周りは静まり返っていて
ハッとしてギャラリーを見ると

璃子を白い目で見ているし、
更に三浦南朋はこちらをみて呆気に取られている