「俺と南朋は弓道部のツートップ、
なんて騒がれてるけどさ、実際俺なんて南朋の足元にも及ばないんだよ。

でもそれが俺の刺激にもなってるし、
あぁ、こいつと張り合っていけたらもっと上手くなれる、って思ってる。

しかし、最近の南朋はさ不調続きで、今日の練習試合で負けたら大会メンバーから外される。」

と、深刻な表情で話すノム

そこで璃子はこないだの図書室で盗み聞きした会話を思い出す


あれ、本当だったんだ……