それを見た瞬間、 璃子は手に持っていた資料をバサッと下へ落とした 慌ててしゃがみこみ、紙を拾っていると 目の前に影ができる 顔を上げると三浦南朋が 持つ、とだけ言い、拾い上げた全ての資料を璃子の手から奪った 「どこまで?」 「っありがと。でも大丈夫だから……」 と言い、三浦南朋に手を差し出すが渡す気がないらしく “職員室?”と再度尋ねてくるので 「……理科準備室。」 とだけ答え、歩き出す三浦南朋に慌てて付いていく