淳平が部屋を出ていき、“はぁー” とそのままベッドに仰向けに倒れこむ 刹那、再び先程の恐ろしい考えが浮かび上がるが両手を頬に当て激しく首を左右に降る そこで璃子も今の自分の顔が赤いのが 頬の持っている熱で気付いた ピタッと動きを止め、思考停止情態になる コロッと体を横へ向け壁に飾ってある1枚の写真が目に入った 「……やっちゃん元気かなー」 恭子との昼間の会話を思い出して呟く