ーーー日曜日 am10:00 at水沢家


「おーい!姉貴起きろー」

うーん…と唸りながら目を開けると
そこには何やら怪訝そうな顔の淳平がいた


「……何?お姉ちゃんはまだ寝ています」

と不機嫌に答えると
淳平は首の後ろをポリポリ掻きながら言う

「でも姉ちゃんの友達来てんだけど…」


はぁ~?と思った瞬間、
開いているドアを叩く音が聞こえた


「璃子ちゃん~?おはよう~。
今日はなんの日でしょ~かっ??」

手を腰に当て仁王立ちしている恭子の姿
何やら怒っている様子だったので璃子は少し焦りながら答える


「え?誕生日?記念日?セール?
……え?てか何でいるの?」


「何でいるのか、それは今日が合コンだからよ!!!」

目をキラキラさせながら
璃子の手を取り上下に降ってくるので
ガクガクしながら

そうだったー。 寝放題の日曜日がぁ……
と、憂鬱になった