「……いやいや、吹っ飛んでないから。
お肌ボロボロだから。
若いと思って舐めてたら痛い目あうから。」

「……はい。」

今日は仕事の帰りに恭子と久々に呑んでいる
恭子はやはり美容系の大学へ進み、
今は美容師をしている

ケーキ屋は水木くんに譲るそう……

「いーのよっ!
ケーキ屋やるつもりないし、お父さんも納得してるし」

「そうなのかなぁ……」

「って今日は璃子に聞くことがあったんだわ………」

「え?……何でしょうか……?」

冷や汗が流れる……まさか……?