そして冬休みが明けると 学校中は三浦南朋の留学の話題でもちきりだった 「璃子……あんた、知ってたの?」 「……へへっ、よくわかんなーいっ! それよりね、私やりたいことが出来たのっ」 「え、何々ー?将来の夢的な?」 「うんっ、あのねーーー」