ふっ……何なんだ、あの女…… 1年F組……将太と一緒のクラスか…… 一番遠い教室だから見たことなかったのか それにしてもあの女……どっかで…… 「……あっ! ありました、ありましたっ!」 「……良かったな。帰んぞ」 「いやー、本当に良かったです。 ありがとうございました。」 帰りは繋がない手が 俺は何だかもどかしく感じていた そして校門に着き、チャリで来ていたその女は 再び俺にお礼を言った