「ま、じでっ……やめろっ」 と渾身の力で引き離した すると笑顔でこちらを見ている 「ねぇ?南朋くん…… この事、お父さんに言う?」 「…………」 「最近、和重さんが あなたに寄り添おうとしてるのわかるでしょ? そんな思いをあなた、ぶち壊せる?」 確かに俺は気付いていた 部活の大会を見に来てくれたり 授業参観に来たり…… 特に声をかけてはくれなかったが、それだけで 俺は嬉しかった そんな父さんを裏切る様な事…… 俺はやりきれない思いで家を飛び出した