手のひらに乗っているキーホルダーを見て 昔を思い出していた ふっ……と笑みがこぼれる 別に今も好きとかそういう感情はない だけどあの拙い笑顔や無意識の優しさを 思い出すと心が温まる気がする 先程の父親への憎しみも消えていくような…… 「明日19時か……」 会わせたい人が誰なのか気になりつつ眠る ーーーこの出会いが 俺の運命を狂わせるとも知らずに……