璃子はベッドの近くに寄せていた椅子から立ち上がる 「……じゃあ、そろそろ帰るね お粥はまだお鍋に残ってるから夜にーーー」 すると立ち上がった璃子の手首を掴み、 ベッドから体を起こしていた三浦南朋の前に座らせられる 「どうしたの?」 「…………」 「まだ熱がーーー」 次の瞬間、璃子の体は三浦南朋に抱き締められた