「璃子っ!逃げていたら一生後悔するよっ! バイトなんかいいから行ってっ! ……私、璃子が時々悲しそうな顔してるの もう見たくないよ?」 そこで初めて気付いた 忘れよう、忘れよう なんて考えているのと一緒だ ……逃げてちゃ駄目なんだ 「恭子……ごめんね、いつまでも心配かけちゃって…… 振られても何でも、私……けじめつけてくる」 と教室を飛び出した