放課後ボーッと席に座りながら 鞄に教科書を詰めていると机に影が出来た えっ?と顔を上げると恭子が立っている 「璃子、お見舞いくらい行ってきたら?」 「えっ……何言ってーーー」 「さっき!見てたよ……私 璃子が心配そうに三浦くんの事見てるの」 「……でも今日バイトだし、私はっーーー」 璃子はそう言いながらも三浦南朋の体調が気がかりで仕方なかった 1人暮らしでまともに食事も採っていなかったようだったのを思い出す