「何やってんだろ、私……」 「あれ、璃子さん?」 後ろを振り返ると帰る支度を済ませ 最後にごみ捨てをしていた水木がいた 「水木くんかぁ、びっくりした! お疲れ様っ……えっと、じゃあまたーーー」 「無理に!…無理に笑わないでください。 あの花火大会の後から璃子さん変ですよ? …俺、彼氏さんの話を笑顔で話してるのを見て、身をひこうって思ったんです。 ……でも最近の璃子さん、 無理に笑って全然幸せそうに見えないっす。」